メタボと動脈硬化の関係

内蔵脂肪の蓄積で 「動脈硬化」

メタボリックシンドローム(内蔵脂肪型肥満)は食事によるエネルギーの摂取量が運動によるエネルギーの消費を上回ることで、内蔵に脂肪が蓄積され、脂肪細胞から多くの生理活性物質(アディポサイトカイン)が分泌されます。その結果、生理活性物質よって多様な成人病の原因となる「動脈硬化」が進行しやすくなってしまいます。

●高血糖

血糖値の上昇を引き起こすインスリン抵抗性を引き起こす因子の増加

●脂質異常

遊離脂肪酸が増加し、血中へ中性脂肪が拡散、HDLコレステロール値を下げる脂質異常になる

●高血圧

血管を収縮する「アンジオテンシノーゲン」が増加し血管を収縮させ、血圧の上昇を招く

以上のような体内環境により、糖尿病合併症や脳卒中、心筋梗塞等の心臓疾患の原因となる血管変化「動脈硬化」となってしまうのです。

動脈硬化とは年齢を経るとともに、、動脈の壁が弾力を失い、徐々に硬くなってくることで、さらに血管の中の内膜に、コレステロールやカルシウムなどがたまって肥厚し、血管の内腔が狭くなり。血液の流れががスムーズではなくなってしまいます。動脈硬化は「血管の老化現象」という見られ方をしていますが、実は生活習慣と非常に深い関わりがあり、メタボリックシンドロームによって若い年代にまで及んでいるのが現状です。

自覚症状は様々「肩こり」「頭痛」「耳鳴り」

「動脈硬化」の自覚症状としてのそのシグナルには肩こりや頭痛、耳鳴りや動悸息切れなどの症状が出てくることがあります。血圧や血糖値、脂質異常などでメタボリックシンドロームに該当する場合は当然「動脈硬化」も疑って、早めの受診が必要となります。
一過性脳虚血発作は手足のしびれやロレツが回らなくなるなど、一時的に症状がでて、数時間とかで回復する場合なども「動脈硬化」が原因となり脳の血管に血の塊(血栓)がつまることで起こることもあります。軽度の動脈硬化は40歳以上になるとほとんど例外なく該当すると見れれています。進行すると狭心症や心筋梗塞などの虚血性心疾患や脳卒中など、生命に関わる病気の原因となりますので

Stethoscope on cardiogram concept for heart care動脈硬化の検査・受診は心電図検査による冠動脈の変化、頸部エコー検査による頸部動脈の変化、眼底検査による細動脈の変化、血清クレアチニン値による腎動脈の変化で確認できます。

動脈硬化を予防するポイントはまさしく、メタボリックシンドロームの予防と同様で、食事、運動、喫煙などにより改善されます。
スタイルや見た目よりも病気の予防という視点でも、増えてしまった内蔵脂肪を、積極的な運動や食事など生活習慣の改善で早期に解消し血管の老化を緩やかにすることが大変重要なこととなります。

 

 


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